映画で学ぶ、寿司屋の文化とバイト

寿司屋バイトGuide

寿司職人の世界を映画で学ぶ

「二郎は鮨の夢を見る」という映画があることを知っている人はなかなかの映画通だと思いますし、「二郎」「鮨」というキーワードを聞いて「すきやばし次郎」を思い浮かべた人は寿司にとても興味がある人だと思います。この映画はミシュランで2007年以来ずっと三ツ星を取り続けている名店と、日本最高の寿司職人といわれている小野二郎に密着撮影したドキュメンタリー映画です。寿司文化や寿司の神髄について学ぶことが多いと思いますので、寿司屋でバイトをする前に一度見ておくことをお勧めします。

寿司職人の世界を映画で学ぶ
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すきやばし次郎のすごさ

「すきやばし次郎」は銀座の地下にひっそりとたたずむ10人ほどしか座れないカウンターのみのお店です。しかしこの店はミシュランで三ツ星を取り続けている超名店です。その秘密が店主の小野二郎の存在です。
すでに90歳を迎える高齢ですが(映画当時では85歳)現役の寿司職人としてカウンターの前に立ちます。手を大事にするため店内以外ではいつも手袋をはめているなど寿司に人生のすべてをささげています。3万円以上のおまかせコースのみの提供で、小野二郎をはじめとする職人たちはお客の食べるペースをみながらテンポよく寿司を提供していきます。黙々とお客はそれを食べていくので早い人だと15分ほどで食べ終わってしまいます。3万円のコースを15分で食べ終わってしまうとは贅沢ですが、それでも数か月の順番待ちをしないとカウンターに座ることができない超人気店です。
その日に築地に入ったマグロの中からいちばんよいものを徹底的に選ぶなどネタへのこだわりはすさまじく、ネタも仕入れてすぐに提供するのではなく、手を入れて寝かせて最高のタイミングで客に提供するなど寿司へのこだわりは尽きることがありません。フレンチ料理の三ツ星シェフジュエル・ロブションも二郎の寿司の大ファンで、日本に来たときは必ず立ち寄って二郎の握る寿司を楽しみます。また2014年にはバラク・オバマ大統領と安倍晋三総理大臣が会食に使ったことでも有名です。

「二郎は鮨の夢を見る」を見てみよう

「二郎は鮨の夢を見る」はDVDとして発売されています。監督はデヴィッド・ゲルブです。監督だけでなく制作も撮影もひとりでするというこだわりの映画です。そもそも日本の寿司文化全体を伝えようと日本に映画撮影に訪れたゲルブですが、小野二郎に出会った瞬間「すきやばし次郎と小野二郎の映画を撮りたい」と思ったそうです。

  • 二郎は鮨の夢を見る
  • 二郎の華麗な手さばきや、美しい握りずしのアップなどを時にはスローモーションを入れながら背景音楽にクラッシックを流して美しく表現しています。

寿司とはこれほど美しいものだったのかと見るもの全てに感じさせる芸術的なドキュメンタリー映画です。寿司文化を後世に伝えるためにも意味がある映画だと思いますので、寿司店でバイトをしたいすべての人にお勧めします。

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「二郎は鮨の夢を見る」という映画があります。この映画を見ると寿司文化について学ぶことがたくさんあります。銀座にある10人ほどしか座れないカウンターしかない寿司店「すきやばし次郎」はミシュランで三ツ星を取り続けている名店で、店主は伝説的な寿司職人小野二郎です。このすきやばし次郎と小野二郎に密着したドキュメント映画は芸術的で寿司がいかに美しいかを表現しています。寿司屋でバイトをしてみたいという人にお勧めの映画です。

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